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「ちいさなあなたへ」アリスン・マギー作は、全米の児童書で、ハリー・ポッターを抜いて、一位を獲得したことのある人気の絵本です。

言葉の一つ一つに、母の愛が感じられ、子を思う優しさに溢れた絵本です。

子どものためにというよりも、

初めて母となる方へ、

子育て中のすべてのお母さんに、

読んでほしい、

母心のバイブルとも言える絵本かもしれません。

内容は、

女の子の赤ちゃんの誕生、成長、自分と同じように母親になっていく姿を、

母として、優しく、温かく見つめていくお話です。

女性は、お腹に子どもを宿してから、赤ちゃんが生まれるまでの10ヶ月間。

つわりがあったり、赤ちゃんがお腹でだんだん大きく育っていく感覚があります。

赤ちゃんがお腹を蹴ったり、動いたり、

常に、赤ちゃんとの一体感があります。

そして、生まれてきた赤ちゃんは、小さくて、か弱くて

一人では生きていけない存在で、母の助けが必要です。

小さな命を育むため、母は、一生懸命愛の力を使います。

そんな幼くて、か弱かった「小さいあなた」は、

どんどん大きく、活動的になり、

どんどん外の世界に飛び出して、

母から離れていくのです。

自分とは違うところに行ってしまうさみしさ。

それが、成長。

うれしい気持ちとさみしい気持ちと

母の思いは複雑です。

小さかったあなたが、母の手を離す時、

小さかったあなたが、母に背中を向けるとき、

母は、「Somedayいつかは」とわかっていても、さみしさを感じています。

母の愛は、子どもを守るようにできているから、子どもが離れて行くことには、抵抗が出るのかもしれませんね。

まだまだと思うのも、すごく幸せを願うからかもしれません。

そんな娘が大きくなり、母親となります。

この本には、過去、現代、未来と命のバトンがひきつがれ、

赤ちゃんを愛おしく思う心

子どもが親から離れて、別の世界に目が向いていくさみしさ、

めぐりめぐり、

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自分が母親から受けたものを

娘に与え、

娘は母になり、

自分が愛されたように愛し、

また、その愛が受け継がれて行く。

愛の力でうけつがれていく、命の営みの素晴らしさが描かれています。

母親の愛は、永遠、不滅なんですね。

この絵本は、女の子のお母さん用に書かれていますが、

お父さんにも読んでいただきたい絵本です。

父親としても、ずっと守ってきた子どもが、

いろいろな形で、離れて行くさみしさを感じる機会は、きっとあると思います。

巣立ちを望んでいたとしても、

複雑な思いは、きっと湧き出るでしょう。

それは、ずっとずっと、そばで見守って、愛してきたから。

お父さんもむかしむかし、母の愛を受けて育ちました。

お父さんのお母さんも離れて行くさみしさは、あったことでしょう。

どうか、お父さんも、お母さんから愛された力を活かして、父親としての子育てに力を注いでください。

子どもは、あっという間に大きくなっていくでしょう。

「小さいあなた」との出会いを、たくさん楽しんで、たくさん愛して

そして、親離れして行く時、子どもの後ろ姿を、笑顔で送ることができたなら、親として最高の子育て完了かもしれません。

→ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)Amazon

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