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脳の重さは、約1250グラムあり、全摂取カロリーの24%を消費します。
また、脳における酸素消費量は、全摂取量の25%です。
脳がいかに多量のカロリーと酸素を必要としているか、わかります。
脳のエネルギー源は、ブドウ糖です。
そのため、ブドウ糖を取ると、記憶力が高まるだけではなく、精神が安定し、気分がよくなります。
甘いものを取ると、幸せな気分になるのは、脳がブドウ糖を必要としているからなのです。
子どもが甘いものを欲しがるのは、脳が活発に活動し、成長しているからでもあります。
大人も疲れた時に甘いものが欲しくなるのは、脳がエネルギー源であるブドウ糖を欲しているからなのです。
脳を安定にし、集中力を高めるセロトニンは、トリプトファンから作られます。
トリプトファンは、動物性タンパク質に多く含まれます。
そのため、セロトニンを作るには、トリプトファンを多く含む、肉、卵、チーズ、魚を取る必要があります。
また、トリプトファンが脳に取り込まれるためには、ブドウ糖を摂り、インスリン濃度を高めないと取り込めません。
食後に甘いデザートを欲しくなるのは、脳がトリプトファンを取り込もうとブドウ糖を欲しているからなのです。
セロトニンが作られると、セロトニンは、食べることを抑制し、精神を安定にし、血糖値を下げます。
人間の体のつくりは、本当によくできています。
脳をたくさん使う受験生には、特に、トリプトファンとブドウ糖がとても大事なことが、おわかりいただけたことと思います。
三食の食事に、トリプトファンとブドウ糖を取ることはとても大事なことです。
また、脳の疲労回復のため、おやつとしてこまめに、ブドウ糖を取ることもお勧めします。
トリプトファンが多く含まれる食物
・魚・・・カツオ、マグロ、アジ、イワシ、エビ、鮭
・肉・・・豚ロース、豚ひき肉、鶏ムネ肉、鶏モモ肉、鶏ひき肉、牛サーロイン、牛ひき肉、牛リブロース
・卵
・豆腐
・チーズ
・牛乳
受験生に良いブドウ糖がすぐ取れるオススメのおやつ
1、ラムネ(90パーセントがブドウ糖です)
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2、チョコレート(カカオの含有量が多いものやGABAが含まれているもの)
・カカオにはBDNFという脳の記憶力や認知機能を高める効果があります。
・GABAには抗ストレス作用があり、気持ちを落ち着かせる効果があります。
3、バナナ(セロトニンが含まれている)
・セロトニンには、気持ちを落ち着かせ、集中力を高める効果があります。
まとめ
脳のエネルギーは、ブドウ糖。
集中力を高めるセロトニンを作るトリプトファンを脳に取り入れるにもブドウ糖は必要。
トリプトファンを多く含むタンパク質を食事に取り入れ、脳が疲れたらおやつにブドウ糖を摂取して、受験を乗り切りましょう。
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