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女性の不調として、冷えやむくみ、肩こり、腰痛、便秘、生理不順などがあります。
最近は、股関節のトラブルを抱える女性が増えています。
股関節は、体を支える大事な土台です。
痛くて歩けなくなり、手術を勧められる前に、ぜひ予防しておきたいものです。
今回は、股関節セラピーの本を紹介しながら、股関節のケアがとても大事なこと、股関節をケアすると、女性特有の不調も改善する仕組みも紹介していきたいと思います。
股関節に負担になることはどんなこと?
ぺしゃんこ座りや横坐り、足を組む座り方・・・股関節のズレや歪みを引き起こす。
ハイヒールやインソールが高い靴・・・股関節やひざ関節にかかる負荷が大きくなる。
運動不足・・・股関節を支える筋肉がないと股関節の負荷が大きくなる。
猫背・・・背中が丸くなり、腰が引けて、頭が前に出てバランスを取っている状態。股関節に負荷がかかっている。
反り腰・・・腰がそり、胸も張り、良い姿勢に見えるが、ひざで突っ張って立っている状態。股関節に負荷がかかっている。
股関節の負担を放置するとどうなるの?
股関節によくない生活習慣や姿勢を続けていると、関節軟骨がすり減り、「変形性股関節症」を発症してしまいます。
「変形性股関節症」は、激しい痛みと日常生活の動きに制限が生じ、ひどい場合は、歩行も困難になってしまいます。
女性は、出産や育児で、子どもをお腹に抱えたり、重い荷物をもったり、股関節に大変な負担をかけています。
30~40歳で、変形性股関節症を発症するケースもあり、運動不足で座っている時間が長い生活の方は、要注意です。
股関節を支える筋肉の話
大殿筋・・・お尻の外側にある筋肉で、体の中で一番大きな筋肉です。大殿筋が衰えると、お尻が垂れて、腰痛になりやくすなります。
中殿筋・・・腸とお尻の真横にあり筋肉。中殿筋が硬くなると、あぐらをかくなど股関節を外に開くことができなくなります。
大腿筋膜張筋・・・股関節の外側から膝の外側にかけて伸びる筋肉。
足をまっすぐに運ぶ筋肉。
大腿骨筋・・・左右の足の付け根から膝にかけて前面中央にたてに細長く伸びている筋肉。
正座やしゃがむ習慣がないと硬くなる筋肉。
股関節ケアで大事なこと
1、正しい立ち方を意識する
姿勢の悪さは、股関節に負担をかけるだけでなく、全身に悪影響を及ぼします。
正しい姿勢で立つことは、体の筋肉をバランスよくつかうことなので、まずは、両足に均等に体重をかけることを意識しましょう。
腹圧を意識し、お尻の穴をしぼめて立つと良いでしょう。
2、正しい座り方を意識する
背もたれに寄りかかったり、足を組むと、股関節のねじれや、全身の歪みにつながります。
椅子の奥までしっかり腰をつけ、まず骨盤を立てます。
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背もたれには、体重はかけないようにして座りましょう。
姿勢を正したらくつろげないと最初は感じますが、筋肉がつくと体がどんどん楽になっていきます。
筋肉が体を支えてくれるようになったら、股関節の負担は減ります。
3、お尻の筋肉、足の筋肉をつける。
体を支えている下半身の筋肉が衰えるとひざ関節や股関節の負担が増します。
毎日の生活にスクワットや片足立ち、腰回しなどを取り入れましょう。
股関節を支えているお尻の筋肉は、特に大事なので、お尻の穴をしぼめる体操は、とても有効です。
本では、股関節を支える筋肉をほぐす、簡単で手軽な体操が、図解で掲載されています。
股関節に痛みのある方は、まずかたくなっている股関節周りの筋肉をほぐすことから始めます。
かたくなった筋肉がほぐれてから、少しずつ動かしていくと良いですよ。
股関節ケアをするとどうなるの?
正しい姿勢を意識すると、肩や腰に負担がかからなくなり、肩こりや腰痛が減ります。
正しい姿勢を意識すると、腹圧でぽっちゃりお腹が凹みます。便秘も改善します。
お尻の穴をしぼめて立っていると、垂れたお尻がアップします。
股関節周りに筋肉が付いてくると血流が良くなり冷えやむくみも改善してきます。
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