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人間は、幸せになりたいと願い生きています。

でも、過去の失敗や苦い経験がいまの人間関係や行動に影を落としていることはありませんか?

そんなはずはない、自分は割り切っていると思っていても、

気持ちが乗らないとか、気落ちの整理がつかないときは、現在や未来を見ているのではなく、過去を見ているのかもしれません。

今日紹介する本は、アメリカの心理学者ウイリアム・グラッサー博士が書いた「選択理論」という本です。

なかなか読み応えのある本ですが、教育界や心理学にも影響を与えている本です。

選択理論では、人は、良い気分を味わうために行動すると考えます。

良い気分とは、健康・満足感・充実感・幸福感です。

その行動は、脳に願望(上質世界)をイメージして、その現実を手に入れるための行動です。

でも、頭ではわかっていても実際に願望に向かって行動しつづけることは、そう簡単ではありません。

例えば、幸せになるためには、どうしたら良いか考え、一人では寂しいので、恋人を見つけようと考えたとします。

でも、自分に自信がないので、自分を好きになってくれる人などいないと諦めて、恋人を見つけることをやめたとしたら、さみしさのモヤモヤは残ります。

もやもやを抱えて生きることはストレスなので、人間は、いろいろ考え、ほかの幸せを探そうとします。

例えば、動物を飼うとか、旅行に行くとか、仕事に打ち込んだり、趣味に没頭したり、なんらかの行動を取ります。

なんらかの行動を取れたことで、恋人ができなくても、その人の幸福感は、得られたことになります。

しかし、もし、何も行動しなければ、寂しさのモヤモヤは残り、満たされないことになります。

願望(上質世界)を手に入れるためには、考えることと行動することが効果的であることを教えてくれます。

選択理論では、過去は変えられないものとして考えます。

では、選択理論では、気持ちはどう考えるのでしょうか?

選択理論とは?

選択理論の提唱者であるウイリアム・グラッサー博士は、人のとる行動は、行為・思考・感情・生理反応の4つの構成要素からなり、分離できないと教えています。

私たちは、例えば、食べるという行為をすると、何を食べようか選択し、行動すると、美味しいか美味しくないか、つまり、快か不快かの感情が必ずついてきます。

快か不快かで、心臓や呼吸も変化しますし、脳の働きも変化し、神経伝達物質も変化します。

つまり、行動すると、4つの要素が一緒に動くことから、「全行動」と呼びます。

ウイリアム・グラッサー博士は、「全行動」を車の4つの車輪に例えています。

前輪は、「行為」と「思考」

後輪は、「感情」と生理反応」です。

4つの車輪は、いつも一緒に動きますが、4輪駆動ではなく、前輪駆動と考えます。

前輪の「行為」と「思考」をコントロールすることで、後輪の「感情」と「生理反応」を間接的にコントロールできると考えます。

前輪を行きたい方向に向けて動かすことで、後輪が後からついてくるという関係です。

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感情と生理反応の役割について

コントロールすることがなかなか難しい感情と生理反応ですが、この2つには、重要な役割があります。

それは、快か不快かを私たちに伝えてくれるという役目です。

人間には、基本的欲求があり、それを満たしているかどうかは、感情と生理反応が教えてくれます。

基本的欲求とは

1、愛・所属の欲求

2、力の欲求

3、自由の欲求

4、楽しみの欲求

5、生存の欲求

5つがバランスよく満たされていれば、気分がよく、満たされていなければ、悩みや症状が出ます。

感情と生理反応を変えようとせず、行為と思考を変えましょう

感情には、大切な意味があります。

それは、基本的欲求が満たされているか、そうでないかを教えてくれるという役割です。

基本的欲求を願望と考え、どうしたら現実の世界で、手に入れられるか?

願望を満たすためには、どうなりたいか?考えることが必要です。

自分が本当に望んでいることは何か?

「恋人が欲しい」という望みなら、どうしたら良いか考え、

家にいてもダメなら、同世代の人が集まるところに出かけ、自分から話しかけるという行動が必要でしょう。

誰に、いつ、どのように話しかけるかは、いろいろ考える必要はありますが、行動することで、思考は広がり、また行動することで、思考はどんどん広がります。

行動すると、感情や生理反応にも変化が起きてきます。

選択理論では、気持ちは、思考と行為を変えることで、乗り越えやすくなると教えてくれます。

願いがあれば、選択して動いてみましょう。

動けば、何かが変わるかもしれません。

→グラッサー博士の選択理論 幸せな人間関係を築くために [ ウィリアム・グラッサー ]Rakuten

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