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日本には、たくさんの温泉地があります。

温泉に入ると、心も体もほっこり和み、日本に生まれてよかったと思います。

温泉が湧き出るところは、風光明媚なところが多く、温泉に入りながら、景色を眺めれば、疲れも吹っ飛びます。

日本は、温泉国と言っても良いくらい、種類も数も豊富で、温泉に含まれる成分の種類と含有量により泉質が分類されています。

泉質は、各温泉の施設内に掲示された「温泉分析書」で確認できますが、現在は10種類に分類されています。(一般社団法人 日本温泉協会による)

お湯に含まれた成分により、効能が違いますので、目的に合わせた利用がお勧めです。

今回は、特に女性におすすめの温泉と効能、効果的な入浴方法を調べました。

日本の温泉の泉質10種類

1、硫黄泉

卵の腐った臭いと言われますが、この匂いの元である硫化水素を含む硫黄泉が、日本では多い温泉の種類です。

「単純硫黄泉」「硫化水素泉」に分けられます。

殺菌力があり、切り傷や皮膚病に良いとされます。

血管を拡張させやすくするので、動脈硬化や心臓疾患にも良いとされます。

金属の装飾品を外して入浴します。

登別温泉(北海道)・高湯温泉(福島)・日光湯本温泉(栃木)・白骨温泉(長野)など

2、酸性泉

水素イオンを含む酸性度の高い温泉です。

高い殺菌力があり、入浴すると肌がピリピリすることがあります。

刺激が強いので、角質を落としたり、ニキビ、水虫、皮膚疾患に良いとされます。

入浴後は、シャワーで流してから、上がります。

敏感肌の人や赤ちゃん、子ども、お年寄りは、注意が必要です。

須川温泉(岩手)・後生掛温泉(秋田)・玉川温泉(秋田)・蔵王温泉(山形)・草津温泉(群馬)・明礬温泉(大分)など

3、放射能泉

ごく微量の放射線(ラドン・トロン)を含む温泉でラジウム温泉と言われます。

ラドンやトロンが、皮膚を通して体内に入り、血液や細胞に作用して、新陳代謝を促進したり、神経痛・痛風・リュウマチに効果を発揮すると言われており、「万能の湯」とも言われます。

また、尿を介して尿酸の排出を促すことから「痛風の湯」とも呼ばれます。

村杉温泉(新潟県)・栃尾又温泉(新潟県)・増富温泉(山梨温泉)・恵那ラジウム温泉(岐阜県)・太山寺温泉(兵庫県)・三朝温泉(鳥取県)

4、含よう素泉

非火山性の温泉に多く、ヨウ素(消毒薬やうがい薬)を含む泉質です。

殺菌作用があり、湧き出たときは無色ですが、空気に触れると茶褐色や黄色に変色します。

温泉水を飲むことにより、代謝を高めたり、内臓の働きを良くしたり、コレストロール値を下げる効果もあります。

飲用は、少量からはじめ、多飲には注意しましょう。

大潟温泉(秋田県)・前野原温泉(東京都)・青堀温泉(千葉県)・聖籠温泉(新潟県)・新津温泉(新潟県)

5、硫酸塩泉

飲用すると苦味が感じられる硫酸塩泉は、ナトリウム硫酸塩泉・カルシウム硫酸塩泉・マグネシウム硫酸塩泉の3つに分けられます。

血流を良くする効果のある「健康の湯」と呼ばれます。

ナトリウム硫酸塩泉は、血圧の低下や外傷に効果があります。

カルシウム硫酸塩泉は、鎮静作用があり、湿疹やニキビに効果があります。

マグネシウム硫酸塩泉は、脳卒中の改善に効果があります。

二岐温泉(福島県)・赤倉温泉(新潟県)・四万温泉(群馬県)・法師温泉(群馬県)・天城湯ヶ島温泉(静岡県)

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6、単純温泉

含有成分量が一定ではない温泉です。

刺激が少なく、肌触りがよく、癖がないので、小さいお子さんや高齢者、病後の療養には最適です。

肌がすべすべになる効果があります。

下呂温泉(岐阜県)・鹿教湯温泉(長野県)・石和温泉(山梨県)・宇奈月温泉(富山県)・由布院温泉(大分県)

7、二酸化炭素泉

炭酸が溶け込んでいる温泉で、「泡の湯」と呼ばれ、温泉に入っていると、細かい気泡が肌につきます。

お湯の温度が高いと炭酸が抜けてしまうので、低温の温泉です。

炭酸ガスが皮膚から吸収され、毛細血管を広げ、血行が良くなります。

心臓に負担をかけず、血圧を下げる効果があるので、高血圧症、冷え性、自律神経を整える効果があります。

湯屋温泉(岐阜県)・吉川温泉(兵庫県)・長湯温泉(大分県)

8、塩化物泉

塩分が主成分の日本では多い温泉です。

塩分が多いと塩辛く感じ、マグネシウムが多いと苦く感じます。

塩分が肌に付着して、汗の蒸発を防ぐので、保温効果が高まります。

飲用可能の場合は、胃腸や便秘に効果がありますが、高血圧の方や塩分制限がある方は、飲用を避けましょう。

冷え性、筋肉や関節痛、婦人科系の不調に良いとされています。

不老不死温泉(青森県)・熱海温泉(静岡県)・片山温泉(石川県)・城崎温泉(兵庫県)・白浜温泉(和歌山県)・皆生温泉(鳥取県)

9、含鉄泉

鉄分が多く含まれている温泉です。

湧き出るときは無色ですが、空気に触れると茶褐色になります。

鉄が錆びたような匂いがする場合もあります。

保温力に優れ、リュウマチや更年期障害に良いと言われています。

飲用することで、鉄分が補われますが、多飲せず少量の飲用がお勧めです。

有馬温泉(兵庫県)・火打崎温泉(山形県)・加賀井温泉(長野県)・長良川温泉(岐阜県)

10、炭酸水素塩泉

重炭酸土類泉・重曹泉などに分かれ、炭酸水素を多く含み、アルカリ性質の温泉です。

肌の余分な脂を取り、新治安代謝を促し、肌を滑らかにします。

特に、重曹泉は、肌の角質を軟化するので、「美人の湯」「美肌の湯」と呼ばれています。

湯上りは、保湿クリームを塗ると、肌がすべすべもっちりになります。

冷え性や末梢循環障害、皮膚乾燥症などに効果があります。

支笏湖温泉(北海道)・東鳴子温泉(宮城県)・川湯温泉(和歌山県)・白峰温泉(石川県)・嬉野温泉(佐賀県)・妙見温泉(鹿児島県)

女性に特にオススメの温泉3選

肌を滑らかにする美人の湯・・・10の炭酸水素塩泉

保湿効果が高く、便秘や婦人科系の不調に良い湯・・・8塩化物泉

貧血予防、更年期障害に良い湯・・・9含鉄泉

効果的な入浴法

1、血流を促すためと、脱水症状に留意するため、入浴前には、水分は必ずとる。

2、泉質に体を慣らすため、足から順番に掛け湯をする。

3、湯口から離れた温度の低い場所を選び、半身浴から始める。

4、お湯に浸かる時間は、高温なら10分程度、ぬるめの湯でも30分は超えないようにする。

5、体を休めたり、クールダウンしながら入浴を楽しむ。一気に長湯をしない。

6、入浴の合間に体や髪を洗う。(泉質が肌に馴染んでから、体は洗うようにする)

7、入浴時にのぼせないように、濡れたタオルを頭に乗せると良い。

8、温泉から上がるときは、成分を洗い流さないようにする。ただし、酸性泉や刺激が強い泉質の場合は、シャワーで流す。

9、入浴後は、水分を取り、のんびり、ゆっくり休憩する。

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