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関西の夏の風物詩といえば「鱧ハモ」ですが、京都の祇園祭は、ハモが旬の時期に開催されるので、別名ハモ祭りとも言われます。
ハモの皮には、コンドロイチンがとても豊富で、ハモを食べると肌がなめらかになるそうです。
京美人は、ハモを食べる伝統文化が支えてきたのかもしれません。
大阪の天神祭でもハモ料理は欠かせません。
ハモは、とても生命力のある魚で、ハモを食べ、祭りを盛り上げるエネルギーとしてきました。
ハモには、細かい小骨があり、皮近くのコンドロイチンを余すことなく摂取するため、骨切りの技術が生まれました。
ハモの骨切りの技術を習得するには、なんと10年もかかるそうです。
今回、こだわりの食の旅として、高級食材のハモのフルコースを頂くバスツアーがあり、参加してきました。
あわじ花さじきで、花鑑賞後、休暇村南あわじで、ハモのフルコースをいただき、温泉入浴も楽しみました。(主催クラブツリーズム)
淡路島のべっぴんハモ
江戸時代の食物書「本朝食鑑」に、「淡路島の鱧」と記載のある逸品。
ハモは、産卵を控えた6月頃から脂が乗り、8月末まで旬。
南あわじ市の沼島付近の砂地は柔らかく、潮流が早く、新鮮な水が常に供給され、餌が豊富で、最高のハモが育つ環境。
伝統の延縄漁法で、一尾一尾ていねいに漁獲しているので、姿が美しい「べっぴん(美人)」ハモが取れる。
味も「べっぴん(別品)」と称される。
淡路島産べっぴんハモの10品フルコース
ハモの子玉子とじ・ハモ南蛮漬け
ハモの湯引き焼き霜造り
ハモの陶板焼き
ハモのすき鍋
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ハモと淡路島玉ねぎの天婦羅
ハモそうめん
ハモ茶碗蒸し
ハモそぼろ・しらすの二色ご飯
ハモの吸い物
そのほか、淡路島玉ねぎサラダ・季節のフルーツ(スイカ)付き
休暇村南淡路のはもすき鍋
ハモの骨からダシを取り、特産の玉ねぎと一緒に煮込む。
〆は、のど越し最高の淡路島そうめんでいただく。
休暇村南淡路 情報
高台にあり、瀬戸内海が一望できます。
露天風呂からは、鳴門海峡大橋が見えます。
まとめ
ハモは、秋の産卵に備え、6月ごろから脂肪を蓄えはじめ、美味しくなる。
淡路島の漁場は、細かい砂地と早い潮流のため餌が豊富で、ハモが育ちやすい環境。
一尾一尾とる延縄漁法のため、綺麗な姿で取れるので、べっぴんハモと言われ、味も別品(べっぴん)。
祇園祭や天神祭の頃になると、淡路島のハモを食べるツアーが開催される。
ハモは、生命力が強く、コンドロイチンが豊富で、江戸時代から、食されている日本の伝統の食文化です。
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