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気温が下がると、筋肉が強張り、血管が縮み、身体の動きが鈍くなります。
体の動きが鈍ると、心もどよーん。
なんだか面倒と感じることが多くなりませんか?
頭が面倒と感じてしますと、ますます体が動かなくなり、そのうち体が、動きにくくなり、
動かしにくい体になっていきます。
体を支えているのは、骨ですが、骨を支えているのが筋肉。
筋肉が伸びやかであれば、とても動きやすい体になってくれます。
ちょっと体が重いと感じたら、腕を上にあげたり、横に伸ばしたり、下にだらりとおろしたり、ちょっとしたことで血流が良くなり、筋肉が伸びてしなやかになります。
軽いストレッチをしただけで、体だけでなく、なぜか、心もスッキリしませんか?
そんな心身の関係から生まれたのが、ヨガです。
ヨガについて簡単にまとめましたので、これからヨガを始めようと考えている方、興味のある方、体と心の深い関係について知りたい方、参考にしていただければと思います。
ヨガの歴史
ヨガは、インドの宗教、バラモンの宗派の一つ。
何千年もの歴史があり、多くの宗派が生まれます。
日本に伝わったのは、ハタ・ヨガと言って、もちろん、ヨガの宗派の一つです。
ただし、他の宗派が、全部頭で考えているけれど、ハタ・ヨガは、まず生理的に、体で考えます。
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ハタ・ヨガの目的は、心身の健康で、心身が健康になれば、情緒が安定し、明るく平和な性格になり、心に力が満ちてくると考えます。
心身を健康にしてから、いろいろな教えをうける準備のために生まれました。
そのため、ハタ・ヨガは、19世紀後半から20世紀前半に、健康や体力の維持、向上を目的とした運動・体操として、欧米で人気が広まります。
ヨガの方法
調身・調息・調心の三位一体に溶け合い、伸長と弛緩を絶えず交換する。
ゆっくり呼吸しながら、心も動かす。
例えば、手を伸ばす時は、息を吐きながら、手を伸ばすことを一心に考えながら伸ばす。
一番難しいのは、伸長と弛緩で、ヨガのポーズは、筋肉の伸長と弛緩のために行います。
これは、交感神経と副交感神経が代わる代わる交替に表れるようにするためで、交感神経の発達を促す効果があります。
頭は使わず、呼吸だけに集中する腹式呼吸や胸式呼吸なども行われます。
ヨガの健康効果について
頭で考えず、体を動かすことで、自我がなくなり、心身の平静が保たれる。
まとめ
日本に伝わったハタ・ヨガは、もともとインドの宗教の宗派の一つ。
ハタ・ヨガは、頭で考えるのではなく、生理的に体で考えるヨガを始める。
それは、教えを受け取る準備として行われていたものだが、健康効果が大きく、欧米に健康体操として広まることになる。
ハタ・ヨガの基本は、調身・調息・調心の三位一体の動きと、伸長と弛緩の繰り返し。
それは、体のしなやかさと自律神経の発育と心の安定を生む。
体の健康は、心の健康につながる。
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